手元にあるJCBギフトカードを、PayPayにチャージすることはできるのでしょうか。
支払い手段をまとめられれば、余計に商品券を持ち歩く必要もなく便利ですよね。
残念ながら、JCBギフトカードはPayPayへのチャージに対応していません。
ですが、代わりとなる方法もあります。
この記事を読むことで、JCBをはじめとした商品券をPayPayにて扱うための手段が分かります。
- JCBギフトカードなどの商品券とPayPayの対応状況
- 商品券をPayPay残高に替える裏技
JCBギフトカードはPayPayにチャージできる?
PayPayには、JCBギフトカードをチャージできません。
一方でチャージ可能なギフトカードについても併せて、詳細を見ていきましょう。
JCBギフトカードはチャージ不可
繰り返しになりますが、JCBの商品券はPayPayへのチャージに対応していません。
また、その他一般的な商品券やギフトカードも、チャージすることはできません。
例えば、VISAギフトカードやAmazonギフトカードも同様に非対応です。
過去、一般的な商品券や金券のチャージに対応していた事例も無いようですし、今後もこの方針が変更される可能性は低いといえるでしょう。
ではPayPayにて使用できる商品券は無いのか、というと、実は一つだけあります。
次にご紹介する「PayPayギフトカード」です。
日本のクレジットカード会社であるJCBが販売している、紙のギフトカードです。
全国100万店舗以上で使用できる、代表的な商品券といえます。
利用時にお釣りはでませんので、額面金額を超えるようなある程度まとまった支払いに向いています。
チャージ可能なのはPayPayギフトカードのみ
PayPayの残高にチャージすることを目的に作られているのが、PayPayギフトカードです。
送られたコード(カード番号)を入力するか、URLをタップすることで、PayPayポイント又は残高にチャージされる仕組みです。
ギフトを贈る側が購入時の審査に通った際に、どちらの種類にて補充されるかが決定されます。
商品券・ギフトカードのなかでは、このPayPay社独自のサービスのみ、チャージが可能なのです。
PayPayギフトカードのチャージ先は、「PayPayポイント」又は「PayPayマネーライト」です。
これらはいずれも、出金はできません。
よって、受け取った後にそのまま現金化することは不可です。
JCB商品券をPayPayにチャージする裏技
JCB商品券を、PayPayにチャージしたかのように扱う唯一の方法は、「換金」です。
どうしてもPayPayにまとめたい、という方に向けて、おすすめの方法をご紹介します。
換金によってPayPayへのチャージを実現できる?
金券類は、買取業者やオークションサイトなどの利用により現金化できます。
その後PayPayに現金を振り込めば、見かけ上の商品券分のチャージが実現できるわけです。
もちろん、その換金の過程で手数料などが差し引かれるため、満額を換金できない点に注意しましょう。
換金の割合は、95~98%程度が多いようです。
商品券をそのまま使用するのと、換金するのと、どちらがお得かの参考にしてみてください。
JCB商品券を換金するおすすめの方法
おすすめは、金券類を扱う買取業者に買取を依頼する方法です。
街中にある金券ショップに持ち込むか、あるいはインターネットから申し込める買取サービスを利用するか、の2種類があります。
- 金券ショップに持ち込む
- メリット … その場で現金化できる
- デメリット … 店頭まで行く時間と交通費がかかる
- ネット買取を申し込む
- メリット … 時間と交通費が節約できる、買取価格が比較的高い
- デメリット … 郵送料がかかる場合がある、振込先口座情報などの提供が必要な場合も
他の換金方法として、「ヤフオク(Yahoo!オークション)」などのオークションサービスが考えられます。
ですが、以下の理由によりおすすめはできません。
- JCBギフトカードは希少価値があるわけではなく、入札される又は高値がつく可能性が低いため
- システム利用料などが差し引かれるため
また、フリマサービスの利用を考えている方は、規定により出品禁止となっている場合が多いので事前にチェックしておきましょう。
有名サービスの「メルカリ」では、金券類などの出品が禁止されています(2024年5月時点)。
結果、金券ショップなどに買取を依頼するのが、最も手軽で安心な方法といえます。
まとめ
この記事では、PayPay残高にJCBギフトカードをチャージできるのかどうかをご紹介しました。
- JCBギフトカードは、PayPayの残高にチャージできない
- PayPay残高にチャージできるのは、PayPayギフトカードのみ
- ギフトカードを金券ショップなどにて換金し、その後チャージすることはできる
商品券の形式では使いづらいときは、早々に現金化してしまうのがよいといえます。
PayPayを利用する方へのプレゼントにはPayPayギフトカードが適しているように、利用状況に合わせた商品券のやり取りができるといいですね。
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